企業の血液たる「お金」とか、三大経営資源とかいわれる「人物金」とか、昨今では情報もふくめるとかいわれる世の中で、「原点に立ち戻る」ことも必要ではないかと思い始めました。情報として考えたら、すべてが記録に残るものであること、人の情報、物の情報、お金の情報、いろいろな角度があります。お金で何もかも買えるという考え方は極論ですが、資金がなければ何も出来ないという考え方も至って当然のことです。
では、資金とは何か?
現金だけ?ではないはずです。いわゆ社長業たる最たる仕事はどこに資金を投下するか?どのような設備(物)を投資するか人で考えれば、適材適所という言葉もあります。また、その資金投下の時期はいつか?これも社長業の大きな決断の一つです。
何が言いたいのかというと、資金というのは、お金(現金・預金)だけではないということ、売掛債権も、棚卸資産も、資金としてとらえること出来ると思うのです。何を資金とみるかはその企業の財務担当者の見方にかかってくるということです。
収支というのは、資金の残高をはじき出すための計算方法ととらえると、収支計算書は資金計算書の一分類にすぎないという見方も出来るかもしれません。資金収支計算書という表現が本来の表現ではないかと思うのです。(これは、私の持論であって別にどこぞの書籍で拝見とかそういう物ではありません。)
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