Groove 2007: 2006年9月アーカイブ

Groove勉強会に出席してみて、おもいつくままに、改めて機能を整理してみた。

1、グリッドを結びつけるための機能
各PCを一つの点として捕らえたとき、そのPC中身は、そのPCユーザーの知識の「かたまり」であるこれを、有機的に、作られたグループの参加者に公開していこうとする機能を有することになる。つまり、ワークスペースにユーザーが良心的に情報を掲載する限り、情報を知識を線で結びつける機能を有することになる。

2、PCのバックアップとして利用
今までは、PCsyncなどを利用したり、RAIDを構築したりして、ストレージのバックアップをしてきた。つまり、社内のバックアップとしての機能を社内でとるのみであった。

昨日、マイクロソフト様の協力で、Groove2007の勉強会を開催しました。
とても、わかり易いプレゼンで、今までの疑問点が解決できました。

事務所としても、顧客にすすめてこれからの税理士事務所のあり方として、きめ細かなサービスを目指していけるツールとして役割が見出せました。

まだ、ベータ版ですが、Groove 2007 Beta 2 Technical Refresh のパッチがでました。

こちらからダウンロード

一定の不具合が解消されているようです。

グルーブの実験をしていると、さまざまなことに気がついてくる。
これを、顧客との道具として使ったら?
今までにない、顧問先とのデータの共有化を意識なくできる。そこで問題となるのが、PCの電源を入れていないときはどうなるであろうか?
そこが大きな問題点になる。

なぜ問題となるのかというと、ネットにつないでないPCでも、grooveは使えるのであるが、このデータをコピーする方法がみあたらない。つまり、ネットにつないではじめてデータ共有されるのである。
ノートパソコンを持ち歩きするということを想定すると、最新のデータにするためには、出かける前のおまじないではないが、ネットに接続して同期を取る必要がある。

では、顧問先とはどうであろうか?
阿部隆幸税理士が、荷物を最小限(ついに個人情報持ち歩きゼロ実現)に出かける記事を書いているが、この場合、事務所においてあるPCは、顧客が電源を入れていないと古いデータのままである。つまり、事務所のPCの電源を落とすことなく、あるいは、ワークスペースの誰かがPCを入れていることが必要となる。

サーバはいらないのであるが、基準となるPCが必要になるのだろうとおもわれる。

SNSなどこのところにぎやかで、ミクシーも株式公開されるような時代になりました。
古くは、パソコン通信時代のニフティがその最たるものででした。
それからWEBなどで、掲示板などを活用したフォーラムが始まり、日記を代表するブログなどにその広がりを見せています。

昨年9月末まで、弥生会計フォーラムの運営をWEBの掲示板を利用して行ってまいりましたが、運営形態などを含めて再検討の時期にあたり、閉鎖した状態です。
今回Grooveを含めたフォーラムの形成が、利用形態としてはいかがであるかを実験してみたいという気持ちが湧いてきました。

どのような形態で行うかは、試行錯誤ですがまずは、研究会というワークスペースをつくりこれに関してメールの連絡で登録していくというタイプがオーソドックスでよいかもしれません。

友人の阿部税理士からある日突然連絡、それから、この1月ほど騒動になったのであるが、この1月あまりの間Grooveのテストをしてます。

阿部税理士の記事も参照してください。
http://www.abetakayuki.jp/blog/2006/09/groove_2.html


とにかく、今までに無いP2Pのソフトウェアで、顧客とのデータ連携をサーバを設けることなく行うことのできる優れものでです。
これによって、何が便利になるかというと、データをいちいちメールすることなく、またメールをすることなく顧客に連絡することができます。
細かい機能はたくさんあるのだろうけど、おそらく、今後のスタンドアロンPCの用途の幅がひるかるのではないかと、大きな期待をしてます。

といっても、まだ、ベータ2ですので、価格も未定ですが、ベータ版については、購入することができます。
http://www.microsoft.com/japan/office/preview/programs/groove/overview.mspx

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